アメリカにあった公認売春宿
アメリカで唯一売春が合法な州であり、
かつて「ムスタング・ランチ」という、
州内一の合法売春施設があった。
その施設に、
ハーバード大学の医学博士(女性!)が
8年に渡って自ら潜入し、
実体験を書いた本。
ちょっと古い本だし、
(2002年9月発売)
ムスタング・ランチ自体がもう無いので、
最新の情報ではないものの、
どこの国でも、内情は同じなのだなと思った。
無礼極まりない客も当然いる。
日本と違うのは、
男性に選ばれた女性が主導権を握り、
どんなセックスをするか、
そして値段も女性次第ということ。
だから、無礼な客は
高い値段をふっかけられる😆
働く女性たちは、
ごく普通の家庭に育った女性がほとんど。
彼女たちの多くが子どもを持つ。
ただ、日本と違うのは
性病の管理がしっかりしていると
いうこと。
(合法だからなのかも知れないが)
そして、売春婦は厳しい監視下に
置かれている。
金額をごまかしたり、ドラッグを
許さないためだ。
ネバダ州では、1988年から法律で
合法売春でのコンドーム使用が
義務づけられている。
陽性は一人も確認されていないとのこと。
それに対して、
日本の風俗では性病が蔓延している。
HIV感染者も年々増えている。
また、働く側の女性と男性客ともに
性病感染に対する意識が低い。
若者の性病も増えている。
今や過激なAVなんて、
手軽にネットで小学生でも見られる。
小・中学生の妊娠も増えているという。
これだけ多種多様な風俗があるのに
性教育がロクにされていなくて
性病が蔓延していて
なのに世界一のセックスレス大国って
こんな性の歪んだ国、他に無いだろうなwww
この本に載っていた、
ある売春婦の言葉を載せておく。
「一種の治療行為だと思う。
最初はそうは思わなかったんだけど、
ただ子どもみたいにあやしてもらって、
腕のなかで泣ければいいって
お客さんがすごく多いんだもの。
セックスはそのための道具でしかないのよ」
…これに尽きると思う。
皆、セックスを義務化し過ぎじゃないこと??