引きこもれなかった私

私は幼少時からずっと

「生きる」ということが

難しかったのです。

●知らない人と会うのが苦手

●人に合わせるのが苦手

●集団行動が苦手

●嘘をつけない

から。

日本の大多数を占める

サラリーマンを見てわかる通り、

ある程度自分に嘘をつき、

正常な感覚を麻痺させないと

日本社会で生きて行くのは

なかなか難しいものです。

私の場合

両親の不和などもあり、

家庭環境も悪かったため

「よくグレなかったね」と

いまだに言われますが、

グレたって結局タテ社会だしね。

↑

これは、子どもの頃から気づいていた😆

で、

やっと苦手な集団活動＝学生

が終わったと思ったら、就職。

これまた当然馴染める訳もなく、

原因不明の体調不良に悩まされましたが、

引きこもりは出来ない訳ですよ。

だって、実家には父親以外に、

紹介されたこともなけりゃ

一緒に暮らしたこともない、

父親のパートナーが

いきなり来た訳ですから。

かといって

他の誰かと一緒に暮らせる訳もなく、

（ひとりっ子&神経過敏なため）

何とか自分に合う仕事を見つけて

生活費を稼ぐしかなかったのです。

引きこもれる人って、

私にしたらすごく恵まれた人な訳ですよ。

親に受け入れられてる

訳ですから。

働かなくてもいい、

家賃を払わなくてもいい。

ごはんもお風呂もある。

しかし今、引きこもった人たちが

中高年になり、親は年老いて、

楽した（と、私は思います）

ツケが回って来た訳です。

私は20代から散々苦労して

生活費を稼ぎ、現在に至るのですが

何十年も苦労したことが、今やっと

実になっています。

生きている限り、生きて行くのは

とても大変なことですが、

あえてその大変なことに飛び込む。

そうすれば、最初は苦しくても

「あ、何とかなるんだな」と

思えます。

家もごはんもお風呂もある。

引きこもれる自分は、

なんて恵まれているんだ！

と再確認して、思い切って外の世界に

踏み出してほしいと思います。

医者やカウンセラーにかかるのも

自分のお金じゃないんだからね？

あなたは、充分恵まれているのです。

親はいつまでも

生きている訳ではない。

自分は今までの生活を

いつまでも維持出来ない、

と現実を認めて

思い切って外の世界と接触して欲しいと

思います。

以上、40歳以上の引きこもりの人へ。

引きこもりに男が多いというのは、

日本の男ゆえのプライドが

関係してそうだけどね。

しかし、本当によく今まで

生きて来れましたよ、私。

「親には頼れない」という思い、

あと積年の人間不信が逆に

「自分しか頼れない」と

頑張れた一番の要因ですね☝️