新宿ゴッドハンド日記

20歳で女王様にスカウトされ、導いた男は述べ15000人以上。21歳年下の男子から猛烈アタックを受けるなど、美しさを保つためのケアにも定評あり。 パートナーはスウェーデン人。日本人を絶滅させないために、少子化や草食化を食い止めるために日々情報発信中。

91歳・身長140cmの現役セックスセラピスト!

90歳の現役セックスセラピスト、

(今年91歳)

ドクター・ルースのドキュメント映画を

観て来た。

 

「おしえて!ドクター・ルース」。

※地方は、順次公開のよう。

 

f:id:kaorujinsei:20190905121745j:plain

 

ドイツ系ユダヤ人の彼女は、

身長140cmしかない。

 

その小さな体で、激動の人生を歩んで来た。

ホロコーストで家族や親族を殺され、

孤児になり、ドイツ敗戦後パレスチナに渡って

スナイパーになり、

爆撃を受けて危うく両足切断。

 

しかし、大ケガを乗り越え、

パリのソルボンヌ大学に入学後アメリカに渡り、

42歳でコロンビア大学大学院を卒業。

当時まだ珍しかったシングルマザーでもあり、

そしてセックスセラピストに。

90代になった現在でも、有名大学で教鞭をふるう。

 

 

大ケガで入院した時も、

両手は使えるのに、わざとイケメン医者に

ごはんを食べさせてもらうように仕向けたり、

ソルボンヌ大学在学時は

席が空いていない時、小柄な彼女は

窓枠に座って講義を聞くため、

わざわざ長身のイケメンを探して

窓枠に乗せてもらったりと、

目当ての男に近づくテクニックも凄い!!

※彼女は結婚3回

 

 

90歳になっても、疎開先のスイスで出会った

初恋の相手とまだ連絡を取っていて、

会いに行き、「あなたのキスの味まだ覚えてるわ」

と言えるお茶目さ!!😊

※当時、疎開先でも恋愛はご法度で、

バレたらスイスを追い出されることに。

スイスの周りをナチスが囲んでいるため、

生命の保証は無し!

それでも彼女は、こっそり愛を育んでいた。

 

 

 

パワーと反骨精神に溢れる彼女は、

80年代前半からアメリカで

セックスセラピストとして活動し始めた。

 

ちょうど、エイズが社会問題化し、

ゲイに対しても風あたりが強かった時代。

しかし彼女は、

「同性に魅力を感じる人もいる」と言い、

否定するよりも「正しい知識と教育」と説いた。

 

 

エイズへの理解、LGBTQへの理解、

女性が中絶出来る権利。

 

これらに関しても、彼女は勇敢に訴えている。

 

 

 

彼女は、

「私が長身のブロンドじゃないからいいのよ」

「小さくて完璧なものは大好き。私みたいな」

と言う。

 

 

海外でも、性の悩みは同じ。

早漏とか、イケないとか

ペニスが36cmあって女性が怖がるとか

↑(これはアメリカならではだけど😅)

バイブを使ってみたいけどどうしたらいい?とか。

 

 

彼女も私と同じことを言っていた。

「オーガズムを得たいなら、

自分で取りに行け!!」😆

 

 

意外や、彼女は家族の前では

性に関する話はしないそうで、

彼女の息子は、彼女が「わざと」

置いていた本で学んだのだそう。

 

 

今や4人の孫に恵まれている彼女だが、

娘と息子、孫たちにとても愛されている。

 

そして、90歳なのに歩くのがとても速い!!

いつまでも元気でいてほしいな…。

 

  

 

この映画を観て確信したこと。

性の悩みに、

スピリチュアルなんて不要。

ドクター・ルースのような人に

話を聞いてもらうか、

お互いのコミュニケーションさえ

取れていればいい。

 

 

ドクター・ルースは

「家族がいなくなり、人間に興味を持つうち

性に行き着いた」と言っていたけれど、

家族に問題アリアリだった私もそうかもしれないな。

 

 

 

ちなみに、ドクター・ルースは

「小柄な男性は上手」と言っていたけど、

そうとは限らないと思う。

だったら、日本人の大多数上手いもんねwww😆

 

客席にはなぜかオッさんも多かったけど、

日本の、身勝手で若い女好きのオッさんは

ぜひ観るべき。

 

DVD出たら絶対買おう…👊

 

 

f:id:kaorujinsei:20190905121505j:plain

 

 

ドクター・ルースは

「ノーマルなんてない」と言うけど、

プラス私は「変態なんてない」と言おう😆