男は歩み寄れず、言い訳をする

41歳の男。

既婚、小学生の子供あり。

仕事が死ぬほど忙しく、

睡眠時間はいつも4時間ほど。

湯船に浸からず、

シャワーだけで済ませ、

背中は盛り上がりカチカチ、

脚はパンパンにむくんでいる。

メタボ気味。

タバコは吸わない、

酒もあまり飲まない、

風俗も行かない。

で、嫁とは時間もすれ違いで

会話もなし。

当然セックスレス。

関係は修復不可能。(と言っていた)

でも、人の妻には欲情する。

私にも「お願いします」と言う。

アホかっちゅーねん！！

もう、絵に書いたような

日本の中年男のステレオタイプ。

メタボで猫背でむくんでて

疲れ切った男のどこに

魅力があるというのだ？

こういう男は、

仕事を引退してから

捨てられるか、

居場所がなくなるかの

どちらか。

惨めな未来は見えている。

なのに、パートナーとの現状を

変えようとしない。

子供の世話は妻任せ、

仕事に逃げて言い訳をする。

性欲は収まらないくせに。

「癒されたい」「優しくされたい」

などとカッコつけていても、

結局妻以外の女と

ヤりたいだけなのだ。

「風俗は嫌だ」「出会い系は怖い」

と言いつつ、

「年に2回くらい、

相手してくれる人いないかなー」

と、恥ずかしげもなく言う。

よくも初めて会う女性に

「お願いします」なんて

恥ずかしげもなく言えるな。

男としての魅力も皆無なのに。

「ナンパなんて出来ない」と

言っていたくせに。

私が「ノリがいいから」だって。

アホか。

都合良すぎるにもほどがある。

ただの社交辞令ですから。

社交辞令＝心を開いてくれた

＝ヤラせてくれる

という、この単純すぎる脳内。

本当に、男はすぐ調子に乗る。

(主におっさん)

プライドだけは高いくせに、

少し良い顔をすると

簡単に「自分に気がある」と

勘違いするのだ。

「ナンパなんて出来ない」と

言っていた男は、女が少し良い顔をすると

10分後には180°変わる。

自分からは歩み寄れないけれど、

「妻は無理だから」と

妻を言い訳にして

他の女に取り入ろうとする

セコさ。

仕事には自分を犠牲にしてまで

取り組むのに、

妻との関係には見向きもしない。

これが、日本の中年男の現実。

60過ぎれば、煮しめた色の服を着て、

近所の図書館で時間つぶしをしているに

違いないのだ。

人生を楽しもうという気はサラサラない。

数十年間、素直に会社の奴隷になり、

そのドM生活の後は、家族からの

放置プレイで一生を終える。

「こんなはずじゃなかった」と

やっと気づくのは、一生を終える時なのだろうな。

頭悪すぎるよ。

しかし、こいつは出世コースを

歩んでいるのだそうだ。

気弱なふりしてやりたがり、

女に近づき、

家族も省みない男が

会社の中枢を担う。

日本って、そういう国なのだ。

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