人との絆が希薄なら、回避性愛着障害かも。
この本によると私は、
回避性愛着スタイルであろうと思う。
本から読みとくと、
愛着スタイルは、大きく
安定型と不安定型に分けられ、
不安定型はさらに
●不安型
(相手にしがみつき、過剰なまでに大騒ぎをする)
●回避型(クールで、表情を変えず1人で耐える)
また、両方が重なった
●恐れ・回避型(人に過剰に気を使うが誰にも
心を許さず、他人が信じられない)
●未解決型(愛着の傷を引きずる)
に分けられる。
私のような回避型でも、
さらにタイプ別に分けることができ、
①回避性パーソナリティタイプ
●嫌われるという不安が強い
②依存性パーソナリティタイプ
●顔色に敏感で、ノーが言えない
③強迫性パーソナリティタイプ
●勤勉で、責任感の強すぎる努力家
④自己愛性パーソナリティタイプ
●自分しか愛せない唯我独尊の人
⑤反社会性パーソナリティタイプ
●冷酷に他人から搾取する
⑥シゾイド・パーソナリティタイプ
●人といることが楽しくない、孤独癖の人
⑦妄想性パーソナリティタイプ
●親しい人も信じられない
⑧境界性パーソナリティタイプ
●両極端に変動し、自分が嫌い
パーソナリティには、幼い頃の家庭環境も
大きく、母親の影響はもちろん、
意外に影響が大きいのは
父親であるということ。
父親が子どもに無関心であったり、
子どもに対して反応が乏しいという場合も
子どもはしばしば回避型の傾向を示すという。
また、両親の不和も子どもの回避型愛着を
引き起こし、その子の愛着スタイルに
長く影響する。
深く傷ついた子どもは恋愛や結婚に対して
積極的になれず、愛情が持続性を持ったものと
信じることが出来ないため、
異性と親密な関係を持とうとしないことも
ある。
↑まさに私の子どもの頃の環境が、深く自分に
影響していると確信した部分。
私がいまだにわからないものは、
お父さんとお母さんが
仲良く暮らす、
平凡で平和な家庭だ。
また、愛着が不安定な人ほどメディア依存
(ネット依存)になりやすいそうで、
今の日本はこういう人たちで溢れかえっているの
だろうなと思う。
子どもの相手をさせるために、
映像や音声を一方的に流すことも
子どもの気持ちや意思や反応に
応えている訳ではないため、
ネグレクトであるとしている。
回避型の人は、
性生活にもそれが影響しているそうだが
長くなるのでまた改めて。