必要ないと思われるものが実は必要
私の父方の祖母は、
女手ひとつで道端から
花を売り始め、
成功し、店を持ちました。
「花なんて、生活に必要ある?」
と思う人もいるでしょうが、
戦後の闇市で
最も売れたのは
花だそうです。
生きていくのに精一杯、という時代でも
人には、「せめて花でも飾ろう」という
思いがあったのです。
世の中は合理化や機械化が
進むばかりですが、
生活に緑がなかったら?
芸術がなかったら?
感動もない中、ただ淡々と
生活していけるものでしょうか?
乳児に、排泄の世話だけで
全くスキンシップのない生活を
与えると、半分以上が死亡し、
生き残っても多くに精神障害や
情緒障害が見られるそうです。
人間というものは、
人との触れ合い、情動がないと
生きていけないのです。
一見無駄だと思えることも実は重要。
自分が楽しい、嬉しいと思うことは
ぜひ集中して取り組んでみてください。