絶体絶命のピンチを救うもの
去年は、春先から絶体絶命の
連続だった。
地震で実家が壊れ、
その上いきなりクビ宣告を受け、
マンションから格安物件に引っ越したものの、
階下に住んでいた大家はキ○ガイで
警察沙汰にまでなった。
仕事の面接は10数件落ちまくり。
自分より一回り以上年下であろう
面接官に、「曜日や時間関係なく
働けます」と言っても、容赦なく
落とされる日々。
やっと見つけた仕事先には
誰の助けも得られない絶体絶命の時、
宇宙もブロック解除もパワーストーンも
全く助けにならない。
ただ、自分で動くのみ。
今日は、広島原爆投下の日。
当事者の方々の筆舌に尽くしがたい
苦労に比べれば、まだ何とかなる。
健康であるし、自分で動ける。
ただ、これで50歳だったとしたら?
体が今のように動くだろうか?
独身、一人っ子。一人暮らし。
いつ不測の事態が起きても揺るがない、
確立した予防線を張っておくことだ。
そして、健康であること。
孤立せずに年下とも触れ合うこと。
結局、キ○ガイ大家に締め出されて
自分の部屋に入れなくなってしまった時、
身を寄せる先になってくれたのは
たまたま知り合った、一回り以上下の
女性だった。
絶体絶命の時、助けになるのは
自分自身、そしてふとした縁である。