91歳・身長140cmの現役セックスセラピスト!
90歳の現役セックスセラピスト、
(今年91歳)
ドクター・ルースのドキュメント映画を
観て来た。
「おしえて!ドクター・ルース」。
※地方は、順次公開のよう。
ドイツ系ユダヤ人の彼女は、
身長140cmしかない。
その小さな体で、激動の人生を歩んで来た。
ホロコーストで家族や親族を殺され、
孤児になり、ドイツ敗戦後パレスチナに渡って
スナイパーになり、
爆撃を受けて危うく両足切断。
しかし、大ケガを乗り越え、
42歳でコロンビア大学大学院を卒業。
当時まだ珍しかったシングルマザーでもあり、
そしてセックスセラピストに。
90代になった現在でも、有名大学で教鞭をふるう。
大ケガで入院した時も、
両手は使えるのに、わざとイケメン医者に
ごはんを食べさせてもらうように仕向けたり、
ソルボンヌ大学在学時は
席が空いていない時、小柄な彼女は
窓枠に座って講義を聞くため、
わざわざ長身のイケメンを探して
窓枠に乗せてもらったりと、
目当ての男に近づくテクニックも凄い!!
※彼女は結婚3回
90歳になっても、疎開先のスイスで出会った
初恋の相手とまだ連絡を取っていて、
会いに行き、「あなたのキスの味まだ覚えてるわ」
と言えるお茶目さ!!😊
※当時、疎開先でも恋愛はご法度で、
バレたらスイスを追い出されることに。
スイスの周りをナチスが囲んでいるため、
生命の保証は無し!
それでも彼女は、こっそり愛を育んでいた。
パワーと反骨精神に溢れる彼女は、
80年代前半からアメリカで
セックスセラピストとして活動し始めた。
ちょうど、エイズが社会問題化し、
ゲイに対しても風あたりが強かった時代。
しかし彼女は、
「同性に魅力を感じる人もいる」と言い、
否定するよりも「正しい知識と教育」と説いた。
エイズへの理解、LGBTQへの理解、
女性が中絶出来る権利。
これらに関しても、彼女は勇敢に訴えている。
彼女は、
「私が長身のブロンドじゃないからいいのよ」
「小さくて完璧なものは大好き。私みたいな」
と言う。
海外でも、性の悩みは同じ。
早漏とか、イケないとか
ペニスが36cmあって女性が怖がるとか
↑(これはアメリカならではだけど😅)
バイブを使ってみたいけどどうしたらいい?とか。
彼女も私と同じことを言っていた。
「オーガズムを得たいなら、
自分で取りに行け!!」😆
意外や、彼女は家族の前では
性に関する話はしないそうで、
彼女の息子は、彼女が「わざと」
置いていた本で学んだのだそう。
今や4人の孫に恵まれている彼女だが、
娘と息子、孫たちにとても愛されている。
そして、90歳なのに歩くのがとても速い!!
いつまでも元気でいてほしいな…。
この映画を観て確信したこと。
性の悩みに、
スピリチュアルなんて不要。
ドクター・ルースのような人に
話を聞いてもらうか、
お互いのコミュニケーションさえ
取れていればいい。
ドクター・ルースは
「家族がいなくなり、人間に興味を持つうち
性に行き着いた」と言っていたけれど、
家族に問題アリアリだった私もそうかもしれないな。
ちなみに、ドクター・ルースは
「小柄な男性は上手」と言っていたけど、
そうとは限らないと思う。
だったら、日本人の大多数上手いもんねwww😆
客席にはなぜかオッさんも多かったけど、
日本の、身勝手で若い女好きのオッさんは
ぜひ観るべき。
DVD出たら絶対買おう…👊
ドクター・ルースは
「ノーマルなんてない」と言うけど、
プラス私は「変態なんてない」と言おう😆